去年の冬に買っていた全粒粉が賞味期限間近だったので、週末にデザート作りに挑戦。以前料理教室で教わったティラミスをちょいとばかしアレンジ。先生は、恵比寿での講義以外にも個人のお宅で料理教室も主宰されている方で、穏やかな人柄+体に優しい料理のTIPS集が抜群に素晴らしい方なのだ。
材料
●抹茶スポンジ:
【DRY】地粉(薄力)100g、全粒粉50g、抹茶(粉末パウダー)小2、ベーキングパウダー(できればラムフォードのようなアルミニウム無添加のもの)小1.5←ちょっと膨らみすぎたので小1でもいいかも
【WET】豆乳90cc、菜種油60cc、甜菜糖シロップ大2、りんごジュース大3、バニラエッセンス少々、塩ほんのひとつまみ
*甜菜糖シロップは、甜菜糖を同量の水とまぜ10分ほど煮詰めてできあがり。メープルシロップ、米飴、甘酒などマクロで使う甘味料は結構お値段がはるものが多いので、甜菜糖シロップはコストパフォーマンスがいい!ただし、パトリシオ先生(マクロで有名な先生)いわく、甘味料がひとつだと、味が単調になるので、プロの方は、複数の甘味料を混ぜて使用するとのこと←これだとお客様が何を使用している甘味料だか分かりにくいそうだ。
●豆腐クリーム
水切りした豆腐(木綿のほうがよい)300g、メープルシロップ大2(なければ甜菜糖シロップでも可)、梅酢小1/2、バニラエッセンス少々
●コーヒー液
穀物コーヒー大2、熱湯70cc、甜菜糖シロップ大3、仕上げの飾り用に穀物コーヒー(粉末)少々
レシピ
【スポンジケーキ】
1.DRYの材料をあわせてふるう。WETの材料をよく混ぜ、DRYと混ぜあわせる。
2.ステンレスの寒天用の流し缶などを使って、1の材料をつめる。内側に、油をぬっておく
3.蒸し器で30分ぐらい蒸してできあがり
【豆腐クリーム+コーヒー液】
1.豆腐クリームの材料をすべてフードプロセッサーにいれて混ぜる
2.穀物コーヒー液も分量どおり液を作っておく
【作業工程】
1.蒸したスポンジを厚さ半分に切る。1枚目のスポンジの上に、コーヒー液を半量はけなどでぬりこむ。このとき、液がしみこみやすいように、スポンジの目の粗いほうを上にする。さらに豆腐クリームを半量ぬる。残りのスポンジをおき、同様にコーヒー液、豆腐クリームをぬる。
2.冷蔵庫で2,3時間冷やす。
3.最後に、茶漉しなどを使い、穀物コーヒーをふりかけて出来上がり!!
白砂糖も、生クリームも使っていないけど、ほどよい甘さでとてもおいしくいただけた。個人的には、もうちょっと甘みがなくてもいいので、今度作るときは、シロップをもう少し少なくしよう。後、火加減にもよるんだろうけど、スポンジケーキが膨らみすぎたので、ベーキングパウダーの分量をもう少し少なくしてもいいかも。気温や湿度を調節しながら毎回同じように仕上げるプロのパテシエさんとは本当にすごいもんだ!
にしても今日の一番むっと来た瞬間は、仕上げにかける穀物コーヒーが粉末のものがいいので、わざわざそのためだけに買ったにもかかわらずふたがあかない!(゚Д゚#)ゴルァ!!
しまいにゃ力み過ぎて右肩が痛くなったので、あきらめて顆粒タイプの穀物コーヒーをハーブ用の乳鉢で粉末状に手作業。結構きめ細かくできた。なんだわざわざ粉末タイプを買わなくても良かったのに… 玄米菜食を実践しながら、なかなか心穏やかにいかないアグレッシプsue44でした。