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雨の鹿児島サツマイモ研修
栽培日記
●5月15日(土)
百生仲間の皆さんと2000本弱サツマイモの苗を残りのスペースに植てきました。前回が600本と他の皆さんの苗を合わせると3000本弱のサツマイモ栽培になりました。これは作った後の売り先を考えないと大変なことになりそうです…

レイク畑の様子
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先週植えた苗も無事活着していました。
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リバー畑の様子
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こちらは、舞茸の廃菌床と剪定チップを発酵させたものを堆肥として表層に鋤き込んでいます。廃菌床が、土の団粒化にいいとは聞いていたのですが、確かに土質が良くなっていました。
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軽く握ると固まりができ、指先で崩すとぽろっと崩れます。いい感じです。
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6月末にも、2トン近く入手出来そうなので、残りの畑にも使ってみます。


鹿児島研修日記
●5月22日(土)
サツマイモ博士(私の叔父です)に技術指導を受けに1泊2日の強行日程ですが、鹿児島に帰ってきました。

生後6ヶ月にして初めての飛行機に乗る美菜@羽田
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手荷物検査で白い手袋をはめた女性のガードマンにボディチェックを受けていたのにはちょっと笑いましたが、0歳児もいっちょ前に大人の仲間入りですw

空港に迎えに来てくれた母の車を運転しながら、伯父さんのいる鹿屋市へゆっくり移動。
途中で、道路沿いにある森伊蔵の工場に寄りました。
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下戸の私には、今ひとつこの焼酎の価値が分かりませんが、お店の方はとてもいい方でした。

空港から約2時間、お昼をまわった頃に何とか鹿屋市に着きました。

妻と娘の紹介を終えてから、苗床や栽培方法、保存方法などいろいろ教えてもらいました。細かい技術的なことは、おいおい紹介します。

葉がいきいきしています。
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畝の立て方がさすがプロです。きっちり端が揃っています。
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母の兄にあたる行雄叔父ちゃん。
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とにかく手先の器用さがハンパないです。口数は多くない無骨な薩摩隼人ですが、本当に優しい叔父ちゃんです。いつもありがとう!

母方の中村家の皆さん。
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お昼にいただいたおばちゃんが作ったピーナッツ豆腐。
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本当に絶品です。

名残惜しいのですが、父方の実家にある鹿児島市の方に向かうため、鹿屋を出て、フェリーで鹿児島市に向かいます。途中、水分補給のために立ち寄った場末感おふれるお店の飲料コーナーに「愛のスコール」が売っていました。
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懐かしすぎる… 関東の方はスコールご存知でしょうか?何というかカルピスにサイダーを足したような??そんな感じの飲み物です。

フェリーに乗ったら、とにかく食べてしまいます月見うどん。
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とくに何がうまい、というわけではないのですが、もうこれは慣習です。

フェリーで念願のうどんを食べてご機嫌な私と美菜。
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フェリーで鹿児島市に渡り、国道沿いに北上すること約1時間、私の生まれ故郷の小山田町に無事着きました。やっぱり実家はいいです。何ともいえない居心地のよさです。

夜ご飯は、これまた帰省中のマストアイテム、隣町にある立ち食い蕎麦のあずまに行ってきました。
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山芋のつなぎを使った麺と甘い出汁がとても合っていて、子どもの頃から大好物です。何か麺ばっかりだな…

美菜もお宮参り以来のじいちゃんとばあちゃんにたくさん遊んでもらいました。
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慌ただしい帰省でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。父ちゃん、母ちゃんありがとう!

●みなのじ通信
5月22日でとうとう美菜も6キロを超えてきました。
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同じ月齢の子に比べるとまだまだ小さい方ですが、これも個性ということで… これからも健康ですくすくと育って欲しいものです。

下の歯もだいぶ上がってきました。
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寝返りも打てるようになりました。
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日一日と成長していくみなのじです。これからは、離乳食の準備も始まりそうです。最近出番の少なかった赤バーミックスの出番も増えそうです。秋には安納芋の離乳食が出来るようこれからもサツマイモの栽培頑張りまっす!
# by sue0706 | 2010-05-26 20:08 | 美味しい野菜が作りたい
安納芋。まずは600本!
5月4日(土)
鹿児島から今年もいい苗が届きました。
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前日、仕事のために手伝えなかったのですが、百生仲間が畝を南北に30本弱作っていただきました。皆さんありがとうございました!
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苗の植え付けも、8人で行ったのであっという間に終わりました。

美菜は、ジョンパパが準備してくれた仮設日よけテントで休憩中です。
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皆さんが美菜の面倒をよく見ていただいたので、束の間にお母さんも定植を行いました。
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神戸育ちの都会っ子でしたが、だんだん手つきが職人のようになってきました…

600本完成!(畝がまだまだ余っているので、1000本程追加します)
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今年も、鹿児島生まれ越谷育ちの美味しい安納芋が収穫出来まるように頑張るぞ!

5月8日(土)@第1ファーム
●土づくり
土づくり用に植えていたライ麦を根を残して、刈っていたのですが、やはり麦は強いです。3、4週間もするとどんどん成長していきます。
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穂も出てきました。
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本当は穂を実らせてライ麦パンでも作りたいのですが、土づくりに専念するため、ここは刈り取ってすき込みます。
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大変な草刈の作業を今回は、久しぶり畑に遊びに来てくれたマックと行いました。暑いなか本当にありがとう!


●ナス
ナスを定植してきました。埼玉の無施肥栽培で有名な関野さんの貴重な新黒茄子の種を初台のベランダで育てました。
茄子と美菜
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植物性の堆肥に黒土を混ぜただけで、肥料成分もほとんどないので、なかなか大きくなりません(土のバイオマスが少なそうです…)。ホームセンターで売られている苗に比べたら大きさがかなり小ぶりなのですが、日照不足の我家のベランダよりは、こちらのほうが幾分ましかと思い急遽定植しました。
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肥料喰いの代表選手のようなナスが無施肥で、本当に大きくなるのかどうか分かりませんが、とにかくいろいろと実験してみます。


●トウモロコシ
一度、遅霜にやられてダメにしてしまった今年のゴールドラッシュ。2回目のリベンジはいかに!?

去年までと違い、今年は肥料を使っていないので、なかなか生長はゆっくりとですが、ヘアリーベッチがあるところとないところで明らかに差が見えました。

ヘアリーベッチがない箇所。
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明らかに要素欠乏の症状があります。

ヘアリーベッチとご近所の苗
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やはりヘアリーベッチの窒素固定能力は高いです。今、挑戦している炭素循環農法では、このようなイネ科との混植以外はあまりベッチをおすすめしていません。理想は、こういう共生型の窒素固定菌を混植するのではなく、土壌中のバイオマスを森林並みに増やし微生物由来で自然と養分供給できるような土づくりを目指しているのですが、なかなかまだまだ道遠しです。

6月に近くのきのこ農家さんから廃菌床の第2弾が手に入りそうなので、こちらの畑にも300kgぐらい入れてみようと思います。

抗酸化力の高い、安全で、おいしい野菜を作るため、これからも地味に頑張ろう!
畑のマスコットにお母さんもカエル君をゲットし、一家揃いました。
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●みなのじ通信
最近、歯も生えていないクセに、よく下唇をじっとよく噛むと思っていたら、出てきました!!
下から歯が生え始めています!
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土手を割ってにょきにょきと歯が出てくるのが気持ち悪いのか、最近歯がため用のおもちゃをよく噛むようになりました。
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5月の22日で6ヶ月になります。そろそろ離乳食が始まります。美菜に美味しい野菜を食べさせるために今日も父さんは頑張りまっす!
# by sue0706 | 2010-05-10 23:48 | 美味しい野菜が作りたい
愛すべき百生仲間と土づくり
すっかりご無沙汰しております。生まれる時代を間違えたんじゃないかと思うぐらい幕末モノが大好きな私は、今年の大河ドラマ「龍馬伝」を見るのが週末の楽しみです。西郷さんや大久保さんが出てこないかなぁ。強い志と決死の覚悟を持っていた当時の志士を見た後で、鳩ぽっぽの顔をニュースで見るとちょっとブルーになりますが、自分の足元から気概を持って日々頑張るのみです。

●土づくり
無農薬で始めた週末家庭菜園ですが、5年目の今年は、いよいよ無施肥栽培に挑戦します。4年前に千葉の高橋さんという方の畑を見学させて頂いてから、ずっとイメージしていた野菜づくりに挑戦します(実際にテストするのは、高橋さんの芸術自然栽培ではなく、炭素循環農法という栽培方法ですが… この辺の違いはおいおい紹介します)。

慣行農法だろうが、有機だろうが、自然栽培だろうが、土づくりが重要なことは言うまでもありません。

めざす土壌は、
・バイオマス(土壌中の微生物が中心)が豊かで
・温かく
・水はけがよく
・水持ちが良い
土です。団粒構造といってしまえばそれまでですが、今回テストさせてもらうリバーファーム(川の付近にあるので)は、幸いなことに草ボウボウの休耕地だったので、残留農薬や残留肥料はそれほど心配しなくて良さそうです。ただし、見た目にも生き物がいる感じがまったくないので、これから微生物を飼育するイメージで難分解性の有機物を酸素が行き届く範囲ですき込む形で土づくりを始めます。

分解に時間のかかる有機物(炭素率が高い)には、越谷市のリサイクルセンターから剪定チップを調整したものと近くのきのこ農家さんから舞茸を栽培した後に残る廃菌床をゆずってもらいすき込むことにします。リバーファームは、約1反半(1500平米)あるので、大量の剪定チップ堆肥が必要なのですが、平日に参加出来ない私に代わって、愛すべき百生仲間の皆さんが忙しいなか収集作業を行っていただき何とか、1トン弱のチップを集めることができました。

廃菌床は、最近人気みたいで、この日は予約してからだいぶ待ってやっと軽トラ一杯分(350Kg~400kgぐらいでしょうか)を入手できました。
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百生仲間の皆さんと一輪車やスコップを使って剪定チップと廃菌床を表層に散布します。
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資材の入手が何かと大変ですが、少しでも土が糸状菌優先の土壌になるように願うばかりです。土の変化はこれからも随時紹介します。窒素飢餓を起こすことなくうまくいくかどうか要検証です。


第1ファームでは、昨年の秋に撒いたライ麦とヘアリーベッチが立派に生長しました。
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ライ麦は6月まで待てば、収穫出来るのですが、土づくりがメインなので刈り込んで畑にすき込みます。

ハンマーナイフなど使えないので、家庭用のガーデンシュレッダーを使って粉砕するのですが、これが結構時間がかかってなかなか大変でした。5年ぶりに尿路結石が出来て痛み止めを飲みながら作業しているとこれまた百生仲間の皆さんに助けてもらい作業がだいぶ進みました。
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本当に皆さんにはいつも感謝感謝です。
美菜も畑デビューしました!
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今年は、毎年本当に美味しく頂いている末吉家の冬の食料源、安納芋(サツマイモ)をまたまた栽培します!今年は、1500本近く栽培する予定です。(収穫する前からアホな計算ですが…)1株に5個ついたとして、1500×5=7500個!! どこを目指しているんだ!?という同僚の声を無視しながらも今年も美味しいサツマイモが収穫出来るよう頑張りまっす!


●みなのじ通信
美菜もお陰さまで5ヶ月になりました。アレルギー性の湿疹にだいぶ悩まされていましたが、最近はだいぶお肌の調子もよくなりました。
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バンボという商品らしく、これのおかげで妻が食事の準備をしている間、グズる美菜の相手をしてもらえます(すぐあきるので時間限定ですが…)ひじがちょうど側面にもたれかかるので往年の関口宏のような管理職ボーズがとれます。

最近の美菜部長
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成長曲線的には、同じ月齢の子に比べて、まだまだ小さい方ですが、順調に成長しています。
だいぶ顔つきも変わってきました。

産まれた翌日
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生後1ヶ月
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3ヶ月検診
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ちょっとふっくらしてきました。
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お食い初めもしました。食べ物に困らないように美味しい野菜作るよ!
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生後4ヶ月
ますます肥えてきました…
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生後5ヶ月
お腹まわりに貫禄がついてきましたw
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最近、本当によく笑うようになりました。笑いのツボは今ひとつよく分かりませんが、最近開発したのは、私の坊主頭です。もう勘弁してっていうぐらいツボにはまります。なぜ!?


鹿児島と神戸のおじいちゃん、おばあちゃん!
美菜は元気に大きくなってますよ!(父さんは石が降りてきません…)
# by sue0706 | 2010-04-27 20:27 | 土づくり備忘録
2010年畑作業始動!
遅ればせながら明けましておめでとうございます!

なかなか仕事に育児見習いにと忙しくしておりましたが、何とか今週末2ヶ月ぶりに畑に行くことが出来ました!畑仲間の皆さんとも本当に久しぶりで、何とも楽しい時間でした。いろいろと素敵なお祝いまでいただき本当にありがとうございました!

1月31日(日)
●深ネギの収穫
肥料の類は一切入れていないのですが、きれいな深ネギに成長してくれました!
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11月末の妻の出産以来、お手入れもろくに出来なかったのにこんなにいいネギに成長してくれたかと思うともうなんだかこちらも自分の子供みたいで嬉しくなりました。

今回は、食べる分だけ収穫しました。
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妻が、深ネギを主菜にした豆乳ホワイトスープを作ってくれました。霜に十分あたってとても美味しかったです。

こちらの畑では、深ネギ以外は栽培せず、ライ麦とヘアリーベッチとうマメ科の植物で今冬は土づくりに専念しています。
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例年ですと、この時期は土もカチコチになっているのですが、緑に覆われて土も心持ちフカフカしています。う~ん。土が生きている感じがします!!
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ヘアリーベッチの花です。形は本当にカラスノエンドウのようです。


もうひとつのサツマイモの畑では、こちらもほぼ放置プレイだったのですが、施肥していないにもかかわらずキャベツとブロッコリーが収穫出来ました。
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本当に小粒なのですが、身が締まってずっしりとした重みを感じます。
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スティックセニョールにも花が咲いていました。早く収穫せねば!です。

こちらは、時期が遅くかつ雨続きのなか土の状態が良くない状態で播種した小麦は成長が今ひとつです。
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まぁこちらは食用というよりも緑肥としてサツマイモを植え付ける前に高炭素資材としてすき込めれば良しとします。

無肥料栽培プロジェクト
オーナーのご好意で、今年はサツマイモ畑に加えて新しく栽培実験できる畑を貸していただくことになりました。ありがとうございます!
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畑仲間の皆さんと協力して、農薬も化学肥料ばかりでなく有機質の肥料すら使わない無肥料栽培という栽培に挑戦しようと思います。すっかり有名になった青森の木村さんのりんごの野菜版です。

だいたい頭でっかちな知識は入っているのですが、自然相手のことなので、1,2年ですぐ結果がでるとはさすがに思えませんが… ただ美味しいだけでなく、食べて体の調子が良くなるような抗酸化力の高い野菜が作れるよう挑戦あるのみ!です。


久しぶりのみなのじ通信
1月24日(日)
鹿児島の実家から両親が来ていたので一緒に近くの代々木八幡にお宮参りに行ってきました。
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元来信心深くない性格で、かつ神社って初穂料の高低で、対応が違うイメージがあってあまりいい印象は持っていないのですが、子供の成長記念にやはりはずせないということで近くの神社に行ってきました。

神主さんの祈祷中におっさん並な「ブゥゥゥゥ」というお○らをしてしまったみなのじです。生後2ヶ月にして笑いのツボを心得ているようです。
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おでこに魔除け?の八の字を朱色で書いてもらい、初めての遠出が完了しました。
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この日は、じいちゃんとばあちゃんと美花おばさんにかわいがってもらいました。

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ぐずりが始まるとなかなかの怪獣に変身するみなのじですが、この笑顔ですっかり癒される親ばか1号ですw
# by sue0706 | 2010-02-01 22:18 | 美味しい野菜が作りたい
雪の日本海で温かい皆さんに会ってきました!
11月22日に我が家に新しい娘が産まれてから、想像以上の忙しさからすっかり畑にも行けておりません。妻が娘と母乳の需給が合わず乳腺炎にかかったり(今はだいぶ良くなってきました)、家をあけにくい状況ではあったのですが、いろいろな人に助けてもらいながら何とか外出の目処がたったので、今年最後の取材に、京都の丹後半島にある伊根町というところに行ってきました。

新幹線で京都駅は何度か通ったことがあるのですが、同じ京都でもこんなに違うのかと今回の旅で初めて知りました。京都縦貫道という高速がまだ全部つながっていないので、京都駅から高速と県道を乗り継ぎながら、2時間30分ぐらいで何とか雪の降る日本海の方に行って来ました。寒すぎです!!

当日の撮影が朝の6時入りだったので、現場から車で30分ほど手前の天橋立近くのホテルに前泊しました。夜遅くついたので、日本三景の天橋立は拝めずじまいです…

ホテルの人に紹介してもらって晩御飯を食べに行ったのが、「ニューきらく家」さん。なぜニューがつくのかは謎ですが…

ディレクターと明日の取材について少し打ち合わせもしたかったのですが、ご主人のあついマシンガントークでずっと喋りっぱなしの2時間でした… 気さくで何とも言えない味のあるおやじさんです。
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絵画趣味で、店内にはたくさんのご主人が描いた地元の絵がありました。料理の方は、海鮮丼が特に美味しかったです。
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ご主人おすすめの焼きガニもいただきました。こちらも美味です。
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いろいろな魚のあらを煮込んだあら煮も絶品でした。

取材先の向井酒造さん作のにごり酒もいただきました。
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鹿児島出身なのにお酒にめっぽうに弱い私は一口だけいただきましたが、香りがとてもよくとても美味しくいただけました。おやじさんもこのにごり酒を絶賛してました。

美味しい魚とカニとおやじさんの人情に触れたい方は、ニューきらく屋さんにどうぞ!
☆ニューきらく屋☆


翌朝、朝の4時に起床し、レンタカーのフロントガラスにたまった雪をフロントの方と一緒にとりのぞき、慣れない雪道を伊根町まで向かいました。

6時前に現場につくと、もう朝の仕込み作業を行っていました。外はまだ暗いです。
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ここの酒造りをとりしきる杜氏は女性で向井久仁子さんといいます。東京農業大学の卒業生でもあります(ちなみにお父さんも妹さんと弟さんもみな農大卒!)。

ここに今1年追いかけている東京農大の醸造科学科の学生2名が2週間近く学外実習として住み込みでお世話になっています。

蔵の二階から、発酵が均一になるように小さい体に取回しが難しそうな長い棒でかき混ぜています(櫂入れ)。頑張れ!
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活性化された酵母がブクブク肉眼でも見えました。

蒸しあがったお米を、大急ぎで冷めないように運びます。
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結構な力仕事です。

外は0℃近い中、蒸したお米に麹菌をかけるため室という部屋で作業を行います。ここだけは、30℃近い室温です。カメラも急な温度の変化に対応出来ず大変でした。

妹の聡子さんと実習生の2人でお米を広げています。
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そして、麹菌を久仁子さんがまきます。手さばきが絵になります。
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私たちはお昼過ぎに取材を閉めましたが、皆さんは午後もたくさん仕事が残っているようでした。お米や菌など生きたものを扱うので繊細さと大胆な力仕事がミックスしたような本当に大変な作業ですが、普段何気に口にするお酒というものが、こんなにも大変な工程を経て出来上がっているのかと思うとお酒いっぱいにも一期一会の気持ちが一杯になります。

こういう職場というのは得てして、目で見て盗め!の世界で、近寄りがたいイメージのある職人さんですが、こちらの皆さんは、実習生の学生にも本当に丁寧に親切に教えてくれます。ここまで仕事させてもらって学生にとっても本当にいい経験になったかと思います。こういう気配り、目配り、心配りのできる人達に囲まれて作られたお酒は、何ともいえない温かいアジがあります。忙しい作業の合間に、美味しいお食事までいただき本当に皆さんありがとうございました。
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仕事とはいえ、本当に楽しい1日でした。子供が少し落ち着いたら、家族でプライベートで必ず再訪しようと思いました。

お土産に、お酒とお菓子を買って帰りました。

伊根満開は、栄養価の高い赤米も入っているお酒です。
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美穂久仁は、久仁子さんと農大時代の同級生美穂さんが作ったお米で作った二人のコラボレーションです。学生時代からの二人の夢だったそうです。いいですね。こういう作品。

お菓子は、伊根満開の酒粕を使ったロールでとても美味しくいただきました。
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☆向井酒造☆



留守中、妻からもらったみなのじ通信。夜中に怪獣になることもたびたびですが、それでも何ともいえず可愛いです。by親ばか1号より。

よくやるポーズ、どうもスミマセン。
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母乳をたくさん飲んだ後の恍惚のみなのじ。
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今週末は、1ヶ月検診です。すくすくと育っています。
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# by sue0706 | 2009-12-23 18:12 | その他