<   2007年 08月 ( 2 )   > この月の画像一覧
永住先を求めて80km!!田舎に光はこないのか!?
夏なんだからしょうがないのですが、外回りの多い30代(もうすぐ40代…)の私にとってしびれる毎日です。あまりの暑さに普段買わないアイスクリームを会社の同僚と食べました。
f0070493_23232464.jpg

な、懐かしすぎます。不自然に甘いこのメロンもどきアイス。子供のころよく食べてました。おいしくいただいたのですが、この手のアイスって食べるとのどがかわいてすぐ水が飲みたくなります。あんまり体によさそうではないな…

今週の栽培記録:
無農薬無化学肥料で実験した2007年度sueファム夏野菜でしたが、もう終盤に近づいています。農薬を使わずに栽培することの難しさをあらためて知ると同時に、手間隙かけて育てた野菜が収穫できるときは、結婚もしていないのに自分の子供が巣立っていくようでなんともいえない感情?がわきます。大地と野菜に感謝感謝です。

●今週の収穫
f0070493_23241078.jpg

ゴーヤ、トマト、キュウリ、小玉スイカ、オクラです。大好きなゴーヤですが、もうそろそろ終了です。早速、家に帰って野菜だけですがゴーヤチャンプルーにしました。
f0070493_23242858.jpg

ほどよい苦味でおいしくいただきました。ごちそうさまです!

●ニンジン
f0070493_23244254.jpg

f0070493_2324562.jpg

今週は、忙しくて週2回通えなかったのですが、農園仲間のalohaさんが、平日水遣りを手伝っていただいたおかげで、まだ出揃ってはいませんが、ベータリッチの芽が出てきました。

ニンジンの発芽と同時に、いよいよ秋冬野菜が始まります。9月中旬の大根の植え付けまでに、来週からは、夏野菜の撤収と秋冬野菜用の土作りがはじまります。私は週末だけのなんちゃって農業ですが、本業だと1年を通してやることてんこ盛りでほんとうに大変な職業だなと全国の農家さんに敬礼!!


今週末は、千葉の君津市というところに、第2sueファムの農地探しに行ってきました。ここ2年家庭菜園レベルですが、無農薬無化学肥料でいろいろな野菜に挑戦してきましたが、最近気になっている有機肥料さえ入れない、無肥料栽培という農法にどうしても挑戦してみたくて千葉の方でいろいろと土地を探している今日この頃です。

千葉の富里で20年以上無肥料でおいしい野菜を作られている高橋さんという自然栽培の大御所である農家さんを訪ねて、いろいろとお話を伺っているうちに、どうしても挑戦してみたくなりました。
f0070493_2326081.jpg

自然栽培の第一人者、高橋博さん。こういう農法だといままでいろいろな壁や嫌がらせもあったと思いますが、自分の信じた道を突き進む意思の強さは本当に尊敬できます。すごくかっこいい親父さんでした。奥は種どり用のニンジンです。
f0070493_2326262.jpg

高橋さんの圃場の土。通気性、通水性、排水性のバランスの良いすばらしい土でした。ミミズもいないし、匂いもないのですが、ほどよい暖かさのある土でした。
f0070493_2327010.jpg

高橋さんの無肥料で育てたニンジン。
f0070493_23271383.jpg

一番、驚いたトウモロコシ。あの肥料食いのトウモロコシが無肥料で育っているのにも驚きますが、トウモロコシ必須のアワノメイガも一切きていないそうです。無肥料栽培恐るべし!です。


前のブログでも紹介しましたが、無肥料栽培(一般的には自然栽培と呼ばれています)の野菜は、のど越しがいいというかとてもやさしい味で、私の口にはどストライクだったのです。うまく表現ができないのですが、有機農法でよく使われる骨粉や魚かすなどのリン酸で効かせた甘さとは、また別のタイプのやさしい甘さなんです。アトピーやアレルギーのある方でも拒絶反応なく食べられるそうです。

現代の農学とはある意味対極にある肥料を一切入れずに、土の力だけで育てる自然栽培。慣行の農法に慣れている農家さんや大学の先生ほど拒絶反応がありそうな農法です。事実私も、何でその窒素量で野菜ができるのか不思議でしょうがないのですが、無肥料で栽培された野菜はこの目で見てきたので、確実に存在します。

この農法を取り入れている農家さんや宅配野菜で召し上がっている方には、エネルギー、波動、電磁波などの表現を多用し、正直、カルトちっくで一番嫌いな左巻きな匂いがぷんぷんする世界なのですが、そこにうまい野菜が存在している以上、私は彼らとは一線を画し、その"なぜ"をあくまでも現代の科学的知識で説明できるようなアプローチで無肥料栽培に取り組んでみたいと思っています。

個人的な意見ですが、原料の問題(出所不明な動物のえさ、骨粉の安全性、原料の総量を国内ではまかえない)など、有機栽培にもある種の課題を感じているので、この無肥料自然栽培が、この国には必要かなと思っているのですが、この栽培を手がける方たち(サポーターを含)が、いちいち「本物の栽培」「有機よりも高次」など他の農法よりも自分たちが優れているという宣伝文句が特になんだかなと思います。

一部の金持ちのおばさんたちが、農薬を使わずに栽培する難しさを知らずに、安易に慣行栽培の野菜はNGなんていうのも"おぃ、ちょっと待てよ by ホリのキムタク風"といいたくなります。お前が葉物野菜一つ作ってから文句を言えと(もちろん生産者がこの言葉に甘えてもいけないのですが…)。慣行栽培であれ、有機栽培であれ、無肥料自然栽培であれ、科学農法の極地である水耕栽培など、私の中では、どれが一番優れているとは言えないし、だいたい農法を次元の高低でしゃべるその根性が気に入らないし、その道で頑張っている方に結構失礼なものいいだと思います。

私は、あくまでも自分が食べて"おいしい!"と思える野菜をより安全により効率的(←農業は人生修行ではないので、効率的に栽培する要素が不可欠だと考えます)に作りたい!というスタンスで農業とつきあっていこうと思っています。その延長線上にたまたま無肥料栽培があるだけで、知的に興奮できる農法が他にもあればいろいろな実験をしてみたいです。まだまだ農業1年生ですが、生意気にも最近考えるのはこんなことです。

といつもながら、前置きが長くなりましたが、無肥料栽培を実験しようとすると、普通の栽培方法と違い、土作りに最低でも5.6年はかかりそうなので(厳密には、今まで入れた肥料や農薬の濃さで変わってきますが…)、栽培実験できる農地を探して千葉までやってきました。

まずは、景色は最高ですが、ふざけた価格体系の海ほたることアクアラインで、目指すは、千葉県君津市です!
f0070493_23304415.jpg

海がきれいです!木更津の防波堤に20代のころは、クロダイを狙いにバイクでよく通っていました…

自宅の初台から高速に乗って、約2時間。無事到着しました。
f0070493_23312071.jpg

f0070493_23313564.jpg

f0070493_23314777.jpg

結構など田舎なのですが、出自が田舎ものなので、なんか懐かしいです… 畑1反(1,000平米)田んぼも3反(3,000平米)あり、ガチンコで農業できる環境で興奮しっぱなしの一日でした。

老後に永住先として、暮らすには申し分のない物件だったのですが、唯一にして絶対に譲れない光回線が確保できなかったので、購入は今のところ厳しいかなという感想です。たっぷり農業したいと思うと、すくなからずこのネット環境の未整備という田舎事情とぶつかります… せめてPHSでも届けば、エッジでモバイル通信できたのですが、PHSもまったく通じない環境でした。まさに実家の小山田町状態でした…

まぁあわてて探しているわけではないので、腰を落ち着けて、いい物件があるまで、お金ためながら栽培方法の研究を続けていこうと思う週末でした。
[PR]
by sue0706 | 2007-08-20 23:31 | 美味しい野菜が作りたい
仕事あいまのプチ夏休み
世間的には夏休みらしいのですが、そこは悲しい零細企業。休みとは縁遠い生活を送っているsueですが、いかがお過ごしでしょうか?帰省ラッシュのおかげか東京の交通事情は少しばかり緩和されてドライブが楽しい今日この頃です。先週は、私の大好きな東京農業大学さんの厚木キャンパスの取材にいってきました。農学部の取材なので、仕事とはいえ、圃場をいろいろまわれて興奮しまくりですw 簡単に取材フォトです。
f0070493_20311180.jpg

1年生に鎌の使い方、研ぎ方の実習です(右端は同僚Mディレクターです)。私も田舎育ちなので、普通に鎌は使っていましたが、改めてこういう風に基礎を習うことの重要性を学びました。しかし、達人たちの動きには本当に無駄がありません。

キャンパス内にある果樹園にもおじゃましました。
f0070493_20313415.jpg

ぶどう園。品種は藤稔というそうです。なしやキュウイもありました。
f0070493_2032417.jpg

f0070493_20321819.jpg


取材に同行していただいた大学の職員の方も、果樹博士ようなの知識をお持ちで、いろいろと果樹栽培のノウハウを教えていただきました。 はい。あくまでも仕事の一環ですw 帰りにキャンパス内の生協で、大量の農業関連の本を大人買い+あこがれのつなぎをGETしました!
f0070493_2033965.jpg

次に、厚木からさらに東名高速に乗って、富士山麓の農大さん所有の農場に行ってきました。牛乳でおなじみの朝霧高原の一角です(牛乳のラベルによくあるので名前は知っていましたが、場所がこの辺だとははじめて知りました)
f0070493_20332898.jpg

今までの、30度オーバーの炎天下取材が嘘のように、いわゆる高原の天候で、霧雨が降る中での蒸し風呂撮影となりました。標高が830Mオーバーとのことで、山道の途中で、飛行機に乗ったときのあの耳にツーンとくるあれがきました。
f0070493_20343551.jpg

かわいい牛さんたちのお出迎えを受けました。子牛もめちゃめちゃかわいかったです!

最近いろいろと問題の多い、食肉業界ですが、ここで出会った未来の畜産、農業の巨匠たちにはいつまでも、初心を忘れずに志の高い生産者になってもらいたいなと強く思いました。富士宮の名物、「焼きそば」を食べる時間がなかったので、職員の方おすすめの麺+肉かす(←これが富士宮焼きそばのキモらしいです)をスーパーでごちそうになり、家やきそばとなりました。>Hさん、ありがとうございました!
f0070493_20345371.jpg

Hさんお勧めの麺が、本当にモチモチしていて、とてもゴージャスな焼きそばとなりました。麺のもちもち感で、B級グルメの代表焼きそばがこんなにおいしくなることにちょいとカルチャーショックを受けたので、今度自分で、パスタマシーンで麺を自作して挑戦してみようと思います。

日付変わって、週末は大阪出張の帰りに、Fさんにガイドをしていただきながら神戸を散策して来ました。まずは、sueファムの野菜(カボチャ、トウモロコシ、ゴーヤ、トマト)を食べていただいている三ノ宮のイタリアン「trattoria bambu」でお食事。
f0070493_20353866.jpg

カウンターにsueファムの雪化粧を発見!飾っていただけるのはありがたいのですが、そろそろお口に入れた方がいいかも… こちらのお店は、自慢の料理だけでなくスタッフの方を含めて雰囲気がとても素敵でとてもいいお店です。あまり飲めない私でも十分楽しめました。唯一残念なのが、私の食が細くなってフルコースを食べれなくなってしまったこと。
f0070493_2036919.jpg

ここ2年近く素食生活を続けたせいか、1日5食上等だった私の胃袋もすっかり小さくなってしまい、メインにいく前におなか一杯になってしまい、いつもオーナーさんに残して申し訳ないなと心苦しくなってしまいます。この日は、全部食べきるように、夜まで一食もしなかったのですが… 欲盛りだくさんの俗物ライクな生活を送っているわりに、食事だけは坊さんのような精進兄さんなのです。

食事の帰りに、前回見つけることができなかった、幕末の神戸海軍操練所跡地に行ってきました。
f0070493_20362974.jpg

勝海舟を塾頭として、坂本竜馬、陸奥宗光といった幕末から明治初期に活躍した若い志士たちが、ここで海を相手に鍛錬をしていたと思うと、時空を越えて感情移入してしまいます。幕府側であれ、倒幕側であれ、立場の違いはあれどそのすがすがしい生き様に人間として深く共感します。

夕涼みがてら、神戸の港町の夜景です。
f0070493_20364722.jpg

と、夜景に感動するもオチがないので、ホテルまでの帰りに撮った、おなじみドンキの写真をアップしておきます。
f0070493_2037466.jpg

夜中に煮詰まると、いつも息抜きがてらドンペン君を見に行くドンキフリークですが、まさかおしゃれな街、神戸で君に会うとは… 節操のない店舗展開だな。

翌日は、神戸の住宅街からさほど離れていないところにある(お店の場所がカーナビでもうまく表現できなかったため、慣れない神戸でAD並みの緊張感で順路の確認をグラサンボスwに依頼されました)弓削牧場というところに行ってきました。
f0070493_20372995.jpg

農大さんのところに続き、最近乳牛ずいています。家族経営っぽい牧場で、雰囲気がとても素敵なところでした。チーズのフルコースをいただきました。
f0070493_20374670.jpg

生チーズの冷奴風(チーズの奴なんてびっくりです)
f0070493_2038167.jpg

キッシュフィーヌゼルブ(←個人的にはこのキッシュが一番おいしかった!)
f0070493_20381412.jpg

自家栽培の摘みたてハーブのサラダ
f0070493_20382663.jpg

ホエー(乳清)シチュー
f0070493_20384065.jpg

地鶏のハーブ焼き
f0070493_20385237.jpg

デザート+ミルク(牧場で飲むミルク。これは贅沢な組み合わせです)

どれもどれも本当に濃厚でおいしかったのですが、またまたシチューあたりで、お腹が一杯になってしまいました…  空気もきれいだし、本当にいいところでした。

次に、牧場から高速で移動して、明石海峡大橋を見学してきました。
f0070493_20393798.jpg

f0070493_20395574.jpg

近くで見ると圧巻の大きさで、これぞ、日本の技術の結集!という感じでした。橋の近くには、孫文の記念館もあり、これまた史跡オタクの私は興奮しっぱなしでした。休みらしい休みがなかなかとれないなか、仕事の合間にいろいろな神戸を体験できてとても楽しいプチ旅行となりました。忙しいなか、いろいろと連れて行ってくださったFさん、どうもありがとうございました!

今週の栽培記録:
今週は、神戸から帰ってきて日曜日にsueファムに出勤してきました。そろそろ夏野菜も終盤を迎え、そろそろ秋冬野菜の土作りがはじまります。まだまだ残暑厳しい畑作業ですが、秋と冬においしい食材を手に入れるためにも大事な季節です。

●トマト
f0070493_20401253.jpg

さすがに、もうだいぶ樹勢も衰えてきました。
f0070493_20402813.jpg

今週の収穫です。今年もいろいろと試行錯誤しましたが、おいしいトマトいただくことができました。ワキ芽をかいて、さしていたところからもまたトマトがなり始めました。
f0070493_20404296.jpg

一粒?で二度おいしい優秀なトマト君たちです。
f0070493_2040532.jpg

とれたてのトマトを農園併設の冷蔵庫で冷やして、帰り間際にトマトにかぶりつくのがたまらない贅沢です。

●ゴーヤ+キュウリ
f0070493_2041912.jpg

こちらもそろそろ終了です。キュウリだけでなく、ゴーヤも自家製の糠床につけていただくとこれまたとてもおいしくいただけました。

●カボチャ
f0070493_2041216.jpg

先週でほぼ終了かと思っていたのですが、また側枝から雪化粧が出来ていました。おそらくこれが最後の雪化粧になると思うので最後まで大事に育てよう。

●サトイモ
f0070493_20413288.jpg

去年は、マルチをしいて保湿させていたのですが、今年は梅雨の時期にマルチをはいだせいか、ここ最近の猛暑で葉が疲れている感じがしたので、液肥と水をたっぷり注いでおきました。

●サツマイモ
f0070493_20415130.jpg

ニンジンを播種するために、2週間前にボカシ肥料をすぐ隣に施肥していたせいか、片側だけ肥料が効いて、あきらなからつるボケ気味になっていました。ガーン!せまい圃場でやっているので、この辺が難しいところですが、可能な範囲であまりサツマイモには栄養分がいかないように管理していきたいところです。

●ニンジン
f0070493_2042422.jpg

先週、播種したニンジンはまだ発芽していませんでした。保湿用に、籾殻とワラをかぶせて水をたっぷりと与えておきました。無事、来週は発芽しますように!

と、畑作業をするには、日中の作業が厳しい今日この頃ですが、熱中症に気をつけながら、頑張っていこう!
[PR]
by sue0706 | 2007-08-13 20:42 | 食べ歩き日記