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生粋の日本人ですが、Happy Halloween!
無神論者でないけども、かといって熱心な宗教観をもたない多くの日本人にとって、キリスト教式の結婚をあげ、正月には神社に行き、死ぬ時は坊主に戒名をもらうという海外の人から見ると不思議な国民性なのかも知れませんが、心の問題で戦争をするよりは、このゆるゆるな国民性-結構好きです…

そんなクリスマス、バレンタインに続く、ゆるゆるジャパニーズの3大イベントの一つ「なんちゃってハロウィーン」が近づいております。お盆に実家の墓参りもしないくせに異国のお祭りには熱心な不思議なイベントです。街のいたるところに、お化けカボチャ(Jack-o'-lantern)の飾りが見え始めました。よく見ると奇妙なのに、なぜかあいくるしい、元祖キモかわマスコットです。

20代の頃アメリカのメイン州というところで、日本語を教えていたことがあって、ちょっとメインストリートを離れた露地で、確か2,3ドルで大きいカボチャが手に入った記憶があります。大阪人が一家に一台お好み焼きプレートを持っているように、たいていの家庭でカボチャくりぬき用のカービングナイフを持っていました。下宿先の校長先生のところで、何個もカボチャ飾りを手伝った楽しい思い出がふとよみがえりました。にしてもあれだけ治安が悪いわりに、うちの飾り見て見て!といわんばかりに、カボチャやクリスマスの電飾などで自己主張しまくるアメリカ人ってなんか憎めないです。そういえば、鹿児島の実家の隣町・伊集院の方でも、クリスマス電飾マニアがいて、正月かえると母親が見に行こうとドライブに誘われますw

と皮肉屋のくせに、楽しいイベントには乗ってみるというやっかいな性格な私は、さっそく新宿のパン屋さんでかわいいハロウィーンのパンを購入。
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なんかただのパンにジャック・オ・ランタンのカードがついているだけのような気もしますが、かわいかったので買ってみました。

まだまだハロウィーンの盛り上がりにかけていたので、決算整理の息抜きにカボチャと豆腐のケーキを作ってみました。こんなことしてる時間ないんだけど… ちょっと煮詰まったので息抜きです。
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デロンギのコンベクションオーブンが先月、修理から帰ってきたので、久しぶりに使ってみたのですが、オーブンより熱の回りが早いせいか、電卓はじきながらやっていたら焦がしてしまいました… やってもうたORT… でも味は不幸中の幸いというか普通においしかったです。簡単ですが、一応レシピです。

●かぼちゃのチーズケーキ(もどき)
クラスト:玄米フレークとかぼちゃの種(フードプロセッサで細かくします)

フィリング:アーモンド(FPでつぶす)、絹豆腐(あんまり水切りしなくていいです。木綿の時は要水切り)、かぼちゃ、長いも、玄米米飴、甜菜糖、メープルシロップ、葛パウダー、オレンジの皮(みじん切り)、オレンジの絞り汁、菜種油、白味噌
→アーモンドを先にFPでつぶしてから、その他の材料を入れて、さらにFPにかけるだけです。

18cmのセルクルを使用(敷板は21cmです)。←菜種油を少し塗ってください

180度で30分~40分くらいです。一度に焼いてもいいですが、私は、クラストだけ先に10分ぐらい焼いて、さらにフィリングをのっけて2度焼きしました。温度と時間は使っているオーブンをよく見ながら調節してください。私のように表面を焦がさないように気をつけてくださいw

カボチャは色をよくしたいので皮をむきましたが、皮ももったいないので、蒸して裏ごしし、だしで少しのばして、甜菜糖シロップを加えてソースに使いました。一物全体。

とまぁ見た目はともかくとして、いい味でした。さて、油売っている場合ではないので、経理、経理… 一人ハロウィンパーティか。あー、リアル結婚できない男だ…

*追記
残りの生地で焦がさないようにw 再挑戦しました。
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生地がだいぶ硬くなっていたので、豆乳を加え、ちょっと甘みが足りなかったので、焼きあがった後にグレイズに甜菜糖シロップ(甜菜糖と同量の水を半分ぐらいに煮詰めたもの)をかけていただきました。いい気分転換になりました。
by sue0706 | 2006-10-26 21:30


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